床ずれは、やっかいな病気です。
そこで予防、処置方法について考えてみましょう。

私、ユーイングの中川は19年前に二輪車の事故で脊髄損傷になり半身不随麻痺です。半身不随が原因で寝たきりのわんちゃんと同じで、床ずれ『褥瘡』が出来てしまいます。
現在も右膝の外側に床ずれ『褥瘡』が出来ていて、秘湯上多賀温泉で約1ヶ月前から自宅で温泉治療中で、悪い肉を越すって、少しずつ無くなり新しい肉が再生して、かなり回復中でので、個体差があるので、床ずれ『褥瘡』が絶対に治るとは言えませんが、かなり回復すると期待は出来ると思います。
※完全回復致しましたら、床ずれ『褥瘡』の経過画像をアップ致します。それまで、お待ち下さい。
ブログでも、お知らせ致します。
床ずれ『褥瘡』ってどんなこと?
床ずれ『褥瘡』は寝たきりの状態が続き、体重のかかる部分の皮膚が長い間寝具に圧迫されることで血行が悪くなり、皮膚表面の組織が壊死したものです。
寝たきりの老犬だけに限らず、若くても身体が不自由なために寝たきりの犬に起こりやすい症状です。
床ずれは表面から見えない内部組織での発生初期には肉眼では確認できないため、処置が遅れ
傷の状態が進行してしまっていることがあります。
寝たきりになると、疾患をかかえていたり、運動量が低下することで食事量も落ちてきます。
痩せていき骨が出っ張りやすくなります。特に骨が出っ張っている部分(ほお、肩、腰、前足首、
後足首など)は寝床と接しているため、皮膚に身体の重みがかかってで圧迫され、
血液の流れが悪くなり床ずれが出来やすくなります。
症状は?
初期は皮膚が赤くなったり、薄くなって痒みや痛みを伴います。また水ぶくれの様なものができ、
破けてジュクジュクした傷になります。
症状が進むと炎症が皮下組織にも至り骨や関節を壊してしまうこともあります。
皮膚に穴が開いたように見えますが、皮膚の下がさらに大きく広がっている場合もあります。
表面は分泌液で湿っていて、そこに細菌感染がおきると膿が出てくることもあります。
体力が落ちている場合には、床ずれから細菌感染を引き起こして、命に関わる場合もあります。
予防が大切
床ずれは一度できると再発しやすく完治するにも時間を要します。
床ずれが起き易い部分と寝床との圧迫を、できる限り減らしあげることが発症させない一番の予防になります。
寝たきりの状態が続くようでしたら早めに低反発素材の床ずれ防止専門のマットやクッションを使うようにします。
床ずれが出来てしまった時は、ナトリウム・塩化物強塩温泉のキズや皮膚に非常に効果が期待が出来て、血行も良くなり免疫力も上がり人間の床ずれにも、わんちゃんの床ずれにも、凄く効果が期待が持てる温泉です。
使用方法例
わんちゃんのサイズに合わせた大きさの浴槽を用意し、わんちゃんが湯あたりしない程度の適温にしたお湯を浴槽に入れ『例:お湯20リットルに対して、源泉を2リットル』に薄めて、約20~30分くらい床ずれの傷口が浸かるよにして入浴をオススメ致します。
浴槽から出たら、シャワーなどしないで、温泉成分のついた身体にそのまま乾かしてあげて、最後に傷口に源泉を霧吹きに入れ傷口に吹きかけて、ガーゼや保護シートなどを貼ってあげるのが良いと考えております。
※例では、源泉を10倍に薄めていますが、10倍じゃなくもっと濃く使って頂いても、更に効果が期待が出来ます。濃さは、使用されるお客様の好みや、一回分の費用的に使用して下さい。
例の使用方法では、一回分の費用は約400円になります。
入浴前と後にわんちゃんにしっかり水分補給をお願い致しますm(_ _)m
入浴後に、マッサージも非常に効果的だと思います。

